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誕生日おめでとう
「あの子、渡せたのだろうか」
俺は小麦粉をこねながら、昨日のことを思い出していた。



「今朝は一段と冷えるな」
早速オーブンに火をくべ、エプロンをし、スカルキャップをぎゅっと締める。
テーブルには小麦粉を出し、常温にするため事前に出していた卵を用意する。

今日は何から作ろうか。
どうせ、店が混むのは昼過ぎからだ。
おやつを買う子供や母親たちが来る前に準備ができればいいのさ。

なんて、のんびり構えていると
「こんにちは!」
勢いよく扉が開いた。
「いらっしゃいっ」
そう言うが、商品はまだ出来ていない。
困ったなと思っていると
「これでエッグボム作ってください!」
そう言って、たくさんの色つきたまごを出してきた。
「この卵でか?これいつとれたものだ?」
様々な色の卵を手に取りながら彼女に聞いた。
「少しずつ集めてたんだけど…いつのだろう?
これで色つきのエッグボム作れますよね!」
ワクワクした様子で卵と俺を見比べるその子は
どこでそんな情報を仕入れたのだと思うほど、
断定的な、むしろ色つきにならないわけがないという感じで話してくる。
「ピンクの煙や青い煙のエッグボムってきれいですよね!」
本当に存在しているのかと錯覚してしまうような勢いだ。

「お前、口に入れるものじゃないとはいえ、
材料は新鮮なものを使わないと、強烈な臭いを伴うエッグボムになるぞ。
しかもだ。
色つきたまごは殻に色がついてるだけで、中身は普通だ。
色つきエッグボムなんて作れるはずがない」
心底残念そうな顔をして手にある色つきたまごを見ている。
「せっかく集めたのにー!」
勢いだけはいい子だ。

「そんなにエッグボムが必要だったのか?」
エッグボムで隠れるなんて
似合わなそうな彼女がそれを欲しがる理由が気になった。
「友達が明日誕生日なの。
色つきエッグボムをプレゼントしたら喜ぶかなって。
なかなかないでしょ?」
…なかなかないというか、存在しないがな。

「友達が使ったエッグボムのお陰で全滅せずに持ち直したこともあったから、
これからも助けてねってそういう気持ちもこめてプレゼントしたいの!」
ま、彼女なりの感謝の気持ちなんだろう。

「んじゃまぁ、普通のエッグボムは作ってやる。
しかしその色つきたまごじゃ作らんぞ。
新鮮な卵を買ってこい。
食べないとはいえ、料理は新鮮な材料で作るもんだ」
彼女は顔がパッと明るくなり、色つき作れないならいっぱい渡そう!
そう言って、扉を大きくあけて勢いよく出ていった。

「いったいいくつ作らされるんだ…」
あの子の勢いならバックパック満杯に…なんて可能性もあるな。
それはそれでいいだろう。
彼女とその友達が喜ぶなら、例え今日の営業ができなくなるくらいの時間をかけたとしても、
料理人冥利につきるってもんだ。

「この前やっと覚えた三段ケーキを特別に用意してやるか」
シェフからのサプライズですなんて、カッコイイだろ。
思いついたら、早速だ。
彼女が卵を買ってくる前に三段ケーキの仕込みをやっとくか。
とんでもない色のケーキをお願いされる可能性もあるが、
そこはまぁ自然染料で何とかしてやろう。
色つきエッグボムの代わりにな。



-----
きっと気持ちは伝わると信じます。

書いてて思いました。
エッグボムの材料が卵と小麦粉なら
卵の中身捨てて、殻の中に小麦粉詰めてる可能性も…
見た目的には色つきエッグボムは可能ですね。

料理やったことないので全然わかってません。


Tips
*自然染料
自然染料は「ステイジアン アビス」で導入された新しい生産項目の一つです。
このシステムにより、プレイヤーは剪定した植物から様々な色の染料を作り出せるようになりました。

*三段ケーキ
パブリッシュ83よりロングダンジョンにいるオーガコックのFezzikから三段ケーキのレシピが手に入る場合があります。
作成したケーキは自然染料で着色可能です。

(UO公式より)
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by Kirill_Books | 2013-11-30 00:19 | 綴られたモノ
うれしい出会いがありました
b0096814_0305920.jpgルナに行ったら呼びかける声が聞こえてきました。
その方は、以前(去年?)ベンダーで本を買ってくれたそうで
それ以来、キリルのことを探してくれてたそうです。

本買ってくれてありがとう。
読んでくれてありがとう。
声をかけてくれてありがとう。
とてもうれしい出会いでした。

ベンダーの本がなくなっているので
誰かは買っているのだろうけど
実際どうなんだろうなと思うこともあったので、
こういう出会いは本当にうれしいです。

その方にお誘い受けて、桜に遊びに。
色々教えていただいてとても楽しい時間を過ごしました。


来年1月に桜である本のイベントの開催地らしき場所も教えていただき
楽しみが増えたなーという感じです。
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by Kirill_Books | 2013-11-28 00:49 | あの日の出来事
ロールプレイング(RP)について考えてみる
ここ数日、イベントのことを考えていました。
イベントのことを考えていると、
いつの間にかロールプレイングって?と考えるようになりました。

キリルさんの求めるイベントとは
ブリタニアに住んでいるという実感をさせてくれるもののようです。

ある日、
街で叫んでいるおじさんがいた
「娘がさらわれた!山賊のアジトに救出に行ってくれる方はおらんか!」
街にいた民たちは数人でおじさんがくれた地図に載っている
アジトに走っていったのだった。

とか

「ケーキの作り方教えてくれる方はいませんか?」
もじもじしながら小さな声で呼びかける女の子。
友達の男の子の誕生日にケーキを作ってプレゼントしたいらしい。
民は材料を教え、街で買えないものは一緒に材料取りに行ったのだった。

みたいな。

こういうブリタニアに住んでるなーって感じるものが好みのようです。
イベントとも言えないような出来事なんだけど、
ブリタニアの民としてこの世界に係れてる気がしてうれしい。

せめて、イベントの時くらいブリタニアの民になりきりませんかと。
公式でやるイベントはRPキャラが動いて、さりげなくそういう雰囲気に
してくれるから好きなんだなーって思いました。

なのでプレイヤーイベントも例えば
"みんなでトレハン行こうぜ!"みたいのだと楽しそうだなーって興味はもちますが
"○○○の街が財政難のようです。
首長が地図を何枚か手に入れ、この宝箱で財政の穴埋めをしようと考えています。
市民の皆さま、首長は護衛を募集しています!我こそはという方は
○月○日に○○○街銀行前に集合お願いします!"
みたいな感じにしてくれると、とってもうれしくなります。

やることは一緒。
募集文章の違いだけなら、
ブリタニアの民っぽい書き方でやればいいのにと思います。

友達出来て、リアルの話しをしたいときもあるでしょう。
それはそれでいいんです。
毎日ブリタニアの民でいろというわけじゃないんです。
私だって堅苦しいことは嫌いだし。

でも、少しだけブリタニアの民の気分を意識したら
面白さが変わってきますよ。
毎日やってる同じことも意味づけが変わると新鮮に感じます。

ロールプレイって?なんて言ってますが
キリルさんも正直わかっていません。
でもゆるく"ブリタニアの民として"の発言を心がけるようにしています。
ブリタニアにないものの話しをしないというシンプルな感じです。
ゆるくゆるーくです。

キリルさんはブリタニアで役割が欲しくて生まれました。
私はこの世界でこういう役割を持っているのだと、明確に言えることが欲しかった。
それで物書きになったのです。

ブリタニアの民よ、エンターテイナーであれ
皆がエンターテイナーでイベントやったり何かをしなきゃいけないわけじゃなくて、
ブリタニアの民らしく生きることが
すでにエンターテイナーではないかと思ったりするこの頃です。
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by Kirill_Books | 2013-11-25 21:27 | 思いつつ
第66回 瑞穂バザー in NewHaven
日曜日に瑞穂バザーがあったので行ってみました。
まったりとした時間が流れていて
うとうとしてしまった…。
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クリスマス用に考えていた案の本を出すには、
少々事前に話を通しておくほうがいいなと思っていたことがあり、
それができたのでよかったー。

今までできてなかったクリスマス本。
ハロウィンみたいにそこらへんに積みたい。

んで、今年のだってわかるように
今年のネタをちょっとだけ入れたい。
あとは瑞穂だってわかるような内容も・・・。

そして配ることを考えると1冊に収めてとか考えてたら
実際書く場所がすごく少なくなってしまい。

配ることを考えると、
いつも売ってるものより、
1ページの文字数配分少なくて読みやすくしたいとか
色々考えてたら
すごい一本道みたいな話になってしまった・・・。

でもまぁ、今年だからって話にはなったのではないかと。
意味わからない人用に、少し解説つけたけど。

来年読んだらきっと懐かしかったと思えるんだろうな。
そういう未来の自分のための今の活動です。
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by Kirill_Books | 2013-11-21 01:58 | イベント
白熊亭で気づいた
北斗芸術祭に行った後、
色々懐かしい気持ちが高まり
懐かしい土地周りをしていました。

ふらふら散歩しながらここら辺だったよなーなんて思い出しながら。
お世話になった方の家…の跡地だったり。
そして白熊亭もここら辺だったよなーと色々考えながら
歩いていたら。

…誰かいる!
すっごいドキドキしました。

今日は土曜日。
白熊亭がやってるんだ!
すごくうれしくて行っていいのか迷ったり。
ドキドキしながらも久しぶりに行きました。

そこは変わらずあたたかくて、うれしくなりました。
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ちょこさんと話して
北斗芸術祭で変にやる気でちゃったところが
落ち着いて考えられてよかったかな。

全部やりたい。
やりたいものは全部やりたい。
でも全部はやっぱ無理で。
久しぶりにブリタニアに来てから、やりたいことがどんどん増えて
前のような感じになりつつあったのに気づかされました。
自分にあうペースで。
今はそれを意識しよう。
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by Kirill_Books | 2013-11-19 12:11 | あの日の出来事
≪新刊案内≫Campion Flowers
b0096814_212650.jpg新刊をルナのベンダーに置きました。
■Campion Flowers  全1巻
これは…結構な恋愛的な感じです。
恋愛物には(※恋愛超危険)とでもつけた方がいいのでしょうか。
ここまで普通の恋愛物売るの初めてだと思います。

---
「わりぃ、家に帰んねぇと」
最近あいつは、どんなに遠くの狩り場に来ても家に帰ろうとする。
「今日くらいいいじゃない、もう遅いし、狩りの反省会でもしながらそこの宿屋に泊りましょうよ」
どんなに誘っても、帰らなきゃいけない理由を聞いても
-わりぃ
ちょっと困った顔してそれだけ言って帰って行く。
残された私の気持ちも知らないで。
---
こんな始まり。

たぶん最後に痒さが残るとは思いますが、読んで笑ってくださいませ。


ベンダーに入れたモノ
■Champion Flowers 全1巻(新刊)
■Leader Of Nujel'm -ニュジェルムの首長- 全2巻
■Paladin of immorality -背徳の聖騎士- 全1巻
■Best Choice -最善の選択-~北極脱出編~ 全1巻
■Eighteen Ettin 全1巻
■Dangler of Britannia -ブリタニアの露出狂- 全1巻
■Tanya is Mine -俺のタニア- 全2巻
■TOREHAN Evolution!! -トレハン エボリューション- 全2巻
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by Kirill_Books | 2013-11-18 21:06 | Kirill Book Store
第15回北斗芸術祭&他のシャードって。
第15回北斗芸術祭行って来ました!
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これて良かった!
Yunaさんに本渡せて、第一目標達成。
あと用意した本を売り切って、ライキュームだったので追加せずに
あとは雰囲気を楽しみながらYunaさんの本を読んでました。

本日の売り物(8ストーリー1作100gp)
■Paladin of immorality -背徳の聖騎士- 全1巻
■KUROKUMA My Love -私の黒熊♪- 全1巻
■Tanya is Mine -俺のタニア- 全2巻
■Dangler of Britannia -ブリタニアの露出狂- 全1巻
■Demon Of Door -扉の悪魔- 全2巻
■Distorted Love 全1巻
■Leader Of Nujel'm -ニュジェルムの首長- 全2巻
■Back side of Happiness -幸せの裏側- 全1巻

新旧色々混ざっております。
始めていくところは全部まとめて買ってくれる方が多いです。
できるだけストーリーとかバラバラなのを選んで持って行きます。
どうか、どれか一つでもひっかかるものがあればと思って。

---
こうやって他のシャードに遊びに行くきっかけができてよかった。
本があってよかった。

もう少し他シャードへ本を持っていくのをやれたらいいなと思った。
一気にやると大変だからちょっとずつ。

いきなり全シャードは無理なので、
今回をきっかけに北斗と、本を売るならどこがいいのだろう?

ちょと他シャードのお祭りって数年前の記憶しかないので色々考えました。
やりすぎない程度に!
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by Kirill_Books | 2013-11-17 22:22 | イベント
第15回北斗芸術祭 in ライキュームにむけて
b0096814_42514100.jpg今週末の北斗芸術祭に行く時間ができたときのために
準備だけはしようと、少しずつ進めています。

お金ないし、魔法も上手く使えないので
ニューヘイブンでエスコートしながら。
と、思ったら土曜日は飛鳥屋台街もあるんですね。

青本1冊とかでも3000文字くらいはあるはずで、
それをひたすら打ってるともう手が疲れて疲れて・・・。
ぱっとコピーする方法ってないのかしら。

瑞穂以外に物書きの拠点を作ろうかと思っても
同じ本を2回作ることを考えると、そこでやる気が失せちゃう・・・。

今日はDistorted Loveを書き写していました。
2007年12月に販売と書いていたので、6年前?
懐かしい!
これ確か最初書いて知り合いに見せたら
普通みたいなこと言われて、じゃあ変えるよ!みたいなこと言って
最終的に今の話になったような。
人に言われて変えるってあまりないから珍しいなと思ったり。

あと、ある知り合いがこの本読んで
自分も話を書いてみたくなったといくつか書いてたなぁ。
他人にきっかけを与えられたというのがとってもうれしかった。
そういう思い出の本です。

この前瑞穂に"私の黒熊♪"の本を逆輸入するのに、書き写してたんだけど
話のテンションが全然違ってびびった。
あー、私最初こういうテンションの本だったのね…って。

この本に出てくる"黒熊様"って記憶が確かなら、ある人をイメージして書いてたはず。
そういうのを思い出しつつ懐かしいなと。
2007年前後に黒熊をかぶっていたあの人元気かしら。
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by Kirill_Books | 2013-11-15 04:36 | イベント
お金になるいい話
ブリテインのある場所にて。
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「待ってください!お金になるいい話があるんですよ!」
「え、どんな話?」
「最近市民が侵攻を防ごうと躍起になってるじゃないですか」
「うんうん、頼もしいよね。どこで侵攻やってるかと
いつになく私たちタウンクライヤーの声に耳を傾けてるのが伝わってくるよ」


「どうやらですね。
単純に街を守りたいんじゃなくて、侵攻してきてるやつ等を倒すと
いわくつきのあるものが手に入るらしくて。
それでがんばってるっていう噂ですよ」

「そうなの?」
「あんなに大勢ががんばるってことはきっと良いものなんですよ!
ってことで、ここは一つタウンクライヤーさんにいい話」

「てことでってなに?」
「つい、間違った情報で皆さんを錯乱させといて、
その間に私たちで侵攻を撃退して良いものがっぽりってのはどうでしょう?」

「・・・タウンクライヤーは武器使えないけど、あなたはどう?」
「あ、私できるの牧羊くらいでした・・・」
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by Kirill_Books | 2013-11-14 11:51 | 綴られたモノ
イベントストーリーについて考えてみる
瑞穂にはEMさんが常駐していないのですが
他のシャードのEMサイトを見ているとイベントストーリーについて書かれていました。

瑞穂のイベントを行っていただいている
倭国のkanataさんとこのEMサイトから最後に転載します。
http://wakoku.uoem.net/event_story/

まぁ、ようするにプレイヤーからEMイベントに使えそうなストーリーを随時募集してますよってこと?
どうして倭国のEMサイトなのにEM Asiantamに委譲されるのでしょう?
この人がEMさんで一番えらいのかしら?

自分が考えた話しが実現するなんて夢のような話しだと思う。

昔、街をプラプラしていたら、いきなりイベントに遭遇したりとかありましたね。
あれ紫ネームみえたよ?なんかあるの?みたいな。
告知されて集まるんじゃなくて、たまたま見つけたからの
こじんまりとしたその場でのやりとりとか、やっぱ思い出に残る。
告知されてイベントやるから参加しようと思って行ったわけじゃなく
自分のブリタニアの生活に溶け込んで気づいたらイベントだったみたいな。

あういうのがいい。
でも今は人が少なくてふらふらしてるくらいじゃ、3,4人くらいしか相手にできないだろうし
EMさんが動くのにプレイヤーがその人数じゃ労力にあわないんだろうな。

最近のイベントは首長とEMさんが上手く連動して、
自分の街にからんだイベントを提案するって流れみたいですね。
私は自分が考えたストーリーが再現される!ただそれだけに魅力を感じます。
まぁ、物書きであればそう思うことはある意味当然とは思いますが。

でも色々考えても、瑞穂ではできないんだろうな。
瑞穂でやることにこだわりたいか、
自分が考えたストーリーが再現されるのであれば、
どのシャードでも良いかと考えるか。
まぁ、そもそも採用されるかどうかからの話ではありますが。

それにしても、自分のシャードにEMさんがいるかどうかって
結構大きな問題かもと、今日初めて感じた次第です。

---以下転載
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by Kirill_Books | 2013-11-14 03:00 | 思いつつ